突然ですが水が汚染されているという状況はどういう事でしょうか。
不純物が混ざっているという事ですよね
「時間」も同じ事が起こっているようです
忙しくて時間がない、やりたい事があるけど時間が・・・。というような経験をしている方は多いのではないでしょうか。時間認知の歪みで時間がないと思っているだけかもしれません
メンタリストDaiGoさんの心理学放送を元に時間を作る方法を書いていきます
DaiGoさんいわく広がって価値が無くなる知識は知識ではなくて本当の知識は多くの人に共有された時に価値が高くなる、もっと正しい知識を広める努力をするべきと言っています。知識を増やして知らない人に伝えていくのがいいのかなと思います
時間の感じ方で短くも長くもなる
時間がないと焦ることで生産性が下がり時間がなくなる
やる事の衝突を避ける
猫の写真で生産性があがる
やる事を細切れにしない
2分呼吸を意識するだけで時間飢饉が軽減
人に親切にする事でストレスが減る
目次
時間がないという感覚
人はお金を稼ぐことや節約することは意識しますが、それを生み出す一番必要な時間には無頓着という事です
時間について考えると余計な時間を無くそう!うまく時間を使う方法を考えよう!とか作り出そうと考えてしまうようですが
実は時間があるのに時間認知がゆがんでいることで時間がないように感じている可能性があるみたいです
自由な時間はあるのに「自由な時間を楽しめず、リラックスしていないせい」で時間がないと感じているというわけです
感覚の差
時間はそれなりにあると思っている人が実は凄い忙しく働いて1時間くらいゆったりしただけで満足しているとか、
逆に1日10時間~20時間もあるような人が何もしないで忙しいと言っていたりこういう状況があるのは時間の認知によるものだそうです
時間はみんなが同じだけ持っているように思うんですが感じ方が変わる事によって短くも長くもなるようです
安いお酒に高級なラベルをつけると味の感じ方も変わるらしく、同じような事が色々なところで確認されていて時間でもそれが起こっているというのです
忙しいと思っている人ほどそこまで働いていなく時間の認知が正しく行えない事で週に40時間ほど無駄にしているとのこと
時間の余裕を作るには効率的な仕事術も必要なく、やる事を減らす必要もないみたいで時間のゆがみの直し方を知ることのようです
時間飢饉
飢饉とは食物が不足して飢えてしまうような事で時間でも同じような事が起こっているようです。20年前の論文でもやる事が多くて時間がないと感じている人が多かったとの事
現代はやれる事が増えているので「時間がない」と思う感覚も増えているはずです
「やる事が多すぎて時間がない」という感覚が組織の生産性などを大きく下げているというのが確認されたようです
時間がないと思う→焦る→生産性が下がる→時間が本当になくなる
何かを挑戦しようと思った時も「失敗したらどうしよう」と思う事で実際失敗するかどうか分からないのにやる気が無くなったりチャレンジしなくなったりするのも同じ事のようです
根本的な原因は時間飢饉の感覚なので「やるべき事はそんなに多くない」「時間も思ったよりある」という感覚を持つのが大切です
やるべき事はごく僅かで、それに対して時間はある
本当にやらないといけない事というのは実は少なく大事な事に自分の時間を使えるようになると「感覚による能力低下が起こらない」ので余裕を持てるようですね
時間がない人ほど他人に親切にすると時間に余裕がある感覚が生まれて時間を上手に使えるようになるという研究があります
他人に親切にすることでストレスが発散され時間飢饉の感覚が減るというわけです
コンクリフト
衝突とか対立、相反意見のような意味でこのコンフリクトが大きくなると切羽詰った感じや焦りになって「やらなくてはいけない事がたくさんあるのに時間が足りない」と思ってしまってその結果、時間飢饉になるとのこと
コンクリフトが時間飢饉の原因のようです
例えば子供との時間を確保したいんだけど語学の勉強もしたいだと同時に二つの目標を達成できないので衝突してしまう感じです
「資料を作らないといけない」「本も読みたい」「動画も見たい」「ツイッターも確認したい」といった感じで全部がぶつかって焦りが出てしまうようです
コンクリフトの対策として一番いいのは人生の目的を決めてすべてを繋げてしまう事でDaiGoさんだと「ニコニコの放送」「コンサル」「本を読む」「執筆する」などがコンクリフトすることなく出来ているようです
今自分がやっている事が自分の人生の目的にどのくらい繋がっているかが分かると生産性が上がって時間がないという感覚も減る感じです
DaiGoさんのように働いている感覚が無いのが最強だと思いますw
計画する時にコンクリフトを避ける
両立させるにはどうするか、片方の考え方ややり方を変えたりして衝突しないようにするのが大切のようです
生産性を上げるもの
猫の写真を飾ると生産性が34%上がるという話が出ていて調べてみたら生産性が44%上がるというのが正しいようで、うまく使えば時間飢饉対策になりそうです
何故、猫の写真で生産性が上がるかというと「弱いもの」の世話をする時に集中力が高くなるように出来ているみたいです
注意深く健康状態を観察して怪我や病気になっていないか確認するって感じのようですね。当然といえば当然なんでしょうがなかなかうまく出来ています
試しに猫画像を見てみたんですが
劇的な変化を感じる事ができましたw
即体感できたんで気づいたらやってみたいと思います。気になる効果時間などは言ってなかったですが普通に考えてかなり長い期間育てないといけないわけですよね
適度に画像や写真を見ていれば生産性をキープできるんじゃないかと予想します。スタンディングデスクなどと併用していけば更に良い効果が期待できそうな気がします
効果時間などはメモをとったりして調べてみるといいかもしれませんね
時間汚染
今やっている事があるにも関わらず、どうでもいい事が間に入っていること。例えばラインが鳴ったり人に話しかけられたりでやるべき事が何度も分断され
「時間が細切れになること」が時間汚染とのことで別の言い方をするとマルチタスクです
分断することによって脳にストレスがいって時間飢饉の感覚になっているようです。時間を分断しないようにまとめてやるのを心がける必要がありそうですね
映画見ながらスマホを見たり、何か作業してる時にライン通知がきたら見てしまったりすると「やっている事が分断」され時間汚染に繋がるというわけです
なるべく一定の時間同じ行動をとるようにして時間を分断させない事でストレス対策にもなるみたいですね
研究によると本を読まない人が1日30分読書するだけでストレスが68%も減少するというのが分かっています
時間飢饉を感じた場合の対策
ゆっくりとした時間を過すと効果があるようで「呼吸」に注意を向けることが対策になるみたいです
深呼吸をして時間認知を調べた実験で衝突する目標を想像してもらってどのくらい時間飢饉の感覚が減るのかをみたようです
1つは何もしなかったグループ、もう1つは深呼吸をしてもらったグループで深呼吸をしたグループは15%時間飢饉の感覚が減ったようです
ここで使った呼吸法は5秒で息を吸って6秒で吐くだけの簡単な呼吸法を10回やっただけのようなのでわずか2分弱ですね
2分で時間飢饉の感覚が減るなら試してみる価値はあるかと思います
吸ってる時は交感神経が刺激されて緊張してちょっとストレスがかかる
逆に吐いてる時は副交感神経が優位になるのでリラックスするようになっているようです
活力を上げたい時は吸う時間を長くするのを意識すれば良いいようです
リフレーミング
枠組みを変えるという事でコップに水が半分あった時「半分しかない」なのか「半分もある」なのかで変わってくるといったようなものです
「甘いものが食べたい」と「痩せたい」は衝突しますよね
食事制限をすると代謝が落ちるので運動しても燃えなくなるんですが代謝を落とさないように食事制限しないとダメですがこれは不可能でどうすればいいかというと
2週間に1回は好きなものを好きなだけ食べる日を作るとかえって痩せるというのが研究で分かっています
こういう知識がある事によって「甘いものを食べたい」のと「痩せたい」が一時的にですが衝突しなくなっているという感じです
ストレスリフレーミング
時間がない事でパニックになりそうな時は「これはパニックではなく体が仕事に対して良いパフォーマンスを出す為に心臓の鼓動が早くなって全身に活力を送っている。
興奮してワクワクしている」という感じで実験でこのような感情のリフレーミングをすると何もしなかったグループに比べ25%時間飢饉の感覚が減ったようです
「深呼吸」と「感情リフレーミング」を組み合わせると40%も対策ができるという事です
他人への親切
自分に自信がない時の自信の付け方でストレスに効くというのを書きましたが時間飢饉にも有効です
実験で1つ目は「自分がやらないといけない事をやった」グループ
2つ目は「他人のためになるような事をやった」グループ
その結果、時間がない人の感覚がどうなったかというと「他人のため」に行動したグループは自分がもっている時間の感覚が2倍伸びたという事です。コメントのにばい、にば~いと書いてる人は世代が分かりますねw 高見山は短命といわれる力士でなお健在のようです
自分の為に自分の事だけをやったほうが物事が早く終わって良さそうな気がしますが、他人の為に自分の時間を切り裂くほうが感覚が長くなるみたいですね
かといって1日中やったのでは自分の時間が全くなくなってしまうんで、どの位の時間が必要かというと、研究だと1日15分程度で効果が出たようなので15分やってみるといいかもしれません
実際、時間があるかどうかは関係なくて時間があるという感覚を持つことで「脳がストレスを受けず効率よく物事を進めれる」その結果時間が余るってことです
時間認知を正す方法
未来の貯金について考えてもらう実験で
1つ目のグループは老後の費用を30年かけて貯めると考えた
2つ目のグループは老後の費用を1万と950日かけて貯めると考えた
1万950日で貯めようと考えたグループは4倍も貯金額が増えたとのこと。理由としては1日単位で考えたほうが現実味が増して行動に繋がりやすくなるようです
基本的に毎日同じ事の繰り返しなのでコツコツやるイメージですね。遠い未来の事を考えるほうがいい場合もあるので状況で使い分けるといった感じです
時間飢饉を解消できる画像や動画
喜び、怒り、悲しみなど色んな感情を体験してもらってどの感情が時間飢饉にいい影響が出たのかを調べたようです
先ほどの猫の画像からいって喜びかと思ったら違うようで何かというと畏怖感らしいです
他の感情に比べて時間不足の感覚を解消したとの事で畏怖を感じると主観的な時間の進みが遅くなって忍耐力が増したとのこと
畏怖というと怖いものを見た時に感じるものと思ってしまいますがそれだけではないようで「自然の雄大さ、宇宙の広さ、城や巨大な建造物」などの画像や動画をみて
「自然すげー!自分はこんなちっさいんだ」みたいな感覚になることです
以上、時間が無い焦りの感覚を和らげる効果的方法でした。うまく使って「時間がない」という感覚を消していきましょう