心理学

最後までやりとげる力を身につける。具体的な目標を目的で使い分け!





何かをやりかけたんだけど、うまく行かずに終わってしまった、他に気になるものが出来てそっちをしてしまったなど1つの事をやりきるのはそれなりに難しい気がします

今日は意志に頼らず行動力を上げてやりきる方法ということでメンタリストDaiGoさんの心理学に基づく話を書いていきます

 

習慣の場合は目標設定を下げる
少し頑張ったらできる具体性の高い目標は能力が上がる
障害を考えながらも自分の可能性を信じると行動力が上がる
達成に必要なのは「努力、忍耐、計画」

 

 



目次

諦めてる先生に学ぶ

以前「うちの生徒はダメなんですよ」といっていた先生がいたようですがその教師の考えがダメってのを言ってましたw

適切な教育を施すことによってほとんどの子供はある程度の知能レベルまでもって行くことができるというのは科学的に言われているそうです

それを揶揄して「十分な資金と適切な環境、1ダースの子供を与えてくれればどんな職業にでもさせてみせよう」みたいに言った心理学者がいるんですよね

 

やる気がない生徒をどうやって改善するかが教師の役目なのでもう少し考えないといけない気がしますね

最初は熱意を持ってやっていたのかもですが、ずっとうまくいかなく考え方も変わったのかもしれません

どんなにいい食材でもド素人が凝った料理をしたら味付けも出来ず、まずくなってしまうのでしっかりとしたスキルを身につけないと食材が活かせないって事でしょう

意思力の実験


2つのグループでラディッシュというにんじんみたいな生野菜を食べるグループと
チョコレートを食べるグループで意志力の実験を行ったようです
ドラゴンボールのラディッツの由来になってる野菜です。ゴクウの実兄で声優は千葉繁さん(北斗の拳のナレーション)がやっていたようです。さすがにもう忘れてますねw

ラディッシュを食べ続けたグループは「解けないパズル」をやってもらったらチョコレートを食べたグループより早く諦めてしまったらしく

ひたすら生野菜を食べているグループのほうが「つらい」と感じ、意思の力を使っていると仮定して意志力は減るのではないかというデータになってます
2019年3月時点では意志力は減らない派のほうが有利な結果がでているとのこと



目標設定

間違いやすいようですが「習慣を作りたい場合」は目標を下げたほうがいいようですが

基本的に目標は具体的な場合、難易度が高い方が能力が上がるとのこと。難易度を高くするとやる気が無くなってしまうんじゃないかと考える人がいるかと思いますが

短期のものに関していうと、ちょっと頑張ったら出来る位の「具体的なもの」なら問題ないようです

腕立てをやるだったら腕立てを20回午前中までにやるとか具体的にしてみるといいようですね

具体性

難易度が高くて出来ない理由は「具体性がない」からのようで、抽象的なのと難しいのを一緒にしないように明確にしていく事でやれるということです

例えばガラケーより説明書が要らないスマホの方が直感的に操作が出来て簡単なんですが高齢者は特に「新しい=操作が難しい」となってしまっているようです

やった事がないものに対して「とりあえず1回やってみて」と勧めるのはいいようで、基本説明されてもよく分からないわけです。やってみると具体化されて判断がしやすいって事ですね

何か取り組む時の思考

何をするのかというwhat(なに)思考と
なぜそれをするのかというwhy(なぜ)思考の2つがあるようです

この2つを使ってモチベーションを高くし前へ進む能力を上げれるとのこと


熱中症にならないようにしようだとwhat思考は「水を飲む」why思考は「脱水症状を防ぐため」みたいな感じになります

 

ワット思考は何をしたらいいのか、動作そのものを考える事。思考がシンプルになるらしく難しい事もこなせて行動が明確になるので先延ばしが減るようです

ホワイ思考は物事に対する理由が見えてくるので「やりがい」に繋がってモチベーションが上がるとのこと

難しい事はワット思考やる気がない時はホワイ思考を考えるといいようです

再チャレンジ

why(なぜ)思考を取り入れると良いようでやりたい理由を3つ見つける事。スマホに書いておくでもメモでもいいので完全に覚えると意義を植えつけることができて目標達成しやすくなるみたいです

新しい事

こちらはwhat(なにを)思考で、まず始めにすることはなんなんだろう?と考えるとうまくいきやすようですね

2つのポジティブを一緒にしない

「自分の可能性を信じている」ポジティブと
「障害を乗り越えられる」というポジティブがあって


いいポジティブは自分が成功する可能性を信じる方でこれは行動力もモチベーションも上がるとのこと

悪いポジティブは「障害をたやすく乗り越えられる、誘惑に負けない」と信じるのはよくないようで実際そう思うと誘惑などに負けてしまうみたいですね

実験でダイエットをする時に食べるものを我慢することを「簡単に我慢できる」と思っていた人より「つらい、しんどい」と思っていた人のほうが多く体重を落とせれたようです

実際、成功する人は障害を重く考えている人だったという事です

 

まずはそれをやる事によって得られるものを考えて、その後に障害についても考えるのがいいようで成功ばかりイメージすると満足してしまって逆にモチベーションが下がるってやつです

コメントで「ピーチ姫とクッパね」というのがあったんですが障害物もなくクリボー1匹だけしか出てこないで終わったら「やりがい」は無いのでそういう事ですねw

目標のタイプ(目的によって使い分ける)

証明型

達成できた場合はやる気を高めることができるので順調にいってる時は力を出せる。能力は高いがうまくいかないと諦めも早い

良い結果をだして人に能力を示したいタイプ。簡単な事や特にな事に対しては悪くない

習得型

計画的で過程を楽しみ、不安に負けないといったタイプで長期的な成長や進歩を考えてコツコツやる感じです

未知の分野で粘り強くやる時には習得型のほうがいいようです

1年で大きな目標を立ててそこに向かう時は習得型で改善を繰り返し能力を示すより「能力を得る事」を考えるほうがいいとのこと

獲得型

楽観的でスピード重視。リスクとチャンスが動機になる

何かを得る事によって褒められたりするとモチベーションが上がったりする

防御型

損をしたくない。失うのが怖いというのがこのタイプで若干の悲観主義になって動機は危険回避。スピードは無い変わりに正確ということです

 

組み合わせ


簡単な事
をするなら「証明型」+「獲得型」
既に能力があったり目標達成が楽そうなときならこのタイプを使うのがいいようです

やる気が出ない時、誘惑に負けそうな時には 「why(なぜ)思考」+「防御型」
行動しないことでの損失を考える事で行動できるようです

新しい事に挑戦するには「what(なに)思考」+「習得型」
最初はなかなか成果がでないんで粘り強くやったほうがうまくいく

目標設定の基本

効果を出す為に「なに」「時間」「場所」を決めるといいようです

具体的に何をいつ、どこでやるかってことですね。ダイエットをするなら「5分だけ部屋でエア縄跳びをする」みたいにする感じです

それをイフ(if)、ゼン(then)で「もし~するとき~する」のように言い換えてると実現性が2倍くらい高くなるらしいです

イフゼンルールの過去記事

「夕食を食べる前に5分運動をする」というようにキッカケを作るといいようです

ちなみに心拍数をいっきに上げる「20秒全力で動いて10秒休むようなHIIT」だと4分程度でもダイエットに効果があり、ランニングより脂肪が燃えてアンチエイジング効果もあるとされているのでおすすめです

達成に必要なのは能力より「努力、忍耐、計画」ということでした
ゴールより過程をイメージするといいようです

以上、最後までやりとげる力を身につける方法でした。

 

書いてて正直分かりにくいと思うんですが、元ネタになってる「やってのける~意志力を使わずに自分を動かす~」って本が難しい気がしてますw

基本全部そうですが使えるところだけ使う感じで覚えておいたらいいんじゃないかと思ってます

 

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