心理学

【運動を毎日】勉強を継続など習慣を変える時に効果的な方法とは




悪い習慣をせず良い習慣を継続できてますか?人生を変えるとは習慣を変えるということ。人は起きている時間の半分近くを習慣に支配されていると言われています

習慣を変えてしまえば自動的に人生が変わるといった感じで集中力と同じくらい大事な事のようです

意識的なことは集中力を学んで対応。無意識のほうは習慣を学んで対応といった形です

 

継続するための記事は以前書きましたが今回は主に考え方部分から継続させる方法を見ていこうと思います。いつものようにメンタリストDaiGoさんの心理学放送を元に書いてみます

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何かを覚えるのが苦手という人はDaiGoさんとその弟の彗吾さん制作のアプリ分散学習帳がお勧めです。問題をつくり適切なタイミングで答えていくと記憶に定着するようです

人生の約半分は習慣。把握する事から変える
意思では変わらなく環境で変える
習慣はストレスが減る

 

目次

習慣的行動の把握


起きてる時間の約半分は習慣的行動が支配しています。習慣を変えようと思ったらまず無意識でやっている事を把握する必要があるみたいですね

そのために記録を取るところからやるようで「どういう気分の時」「どういう場所」で行われているかを知る事が大切です

自分が習慣的にやっている事を多くの人は分かってないようで習慣的行動を意識できているのは40%くらいしかないとのこと

無意識に朝起きたらベッドメイキングして軽いストレッチやってるな。とか

 

把握するのが大事なのでアラームなどを使って1時間ごと計ってその時にやっていた事を記憶するのがいいようです

例えば「掃除をしていたけど明日の予定の事について考えていた」みたいな感じでグーグルカレンダーとかに書いていく感じです。タイマーも同じかと思ってたんですがタイマーは「カウントダウン」なので意味が違うんですね!

意識するのは場所で毎日この時間はこの場所にいるんだ。みたいなのが分かるようです
手がかり(コンテクスト)が習慣的行動を作るとのこと

習慣は意思の弱さとか関係ないようでそもそも意思が使える領域ではないようです

手がかりを変えるには意思の力は必要になってきますが、無意識の自動運転の習慣は意思とは関係ないというのをよく理解しておく必要があります

習慣を変えるには環境を変える

悪い習慣があるのはみなさんが悪いのではなく悪い習慣と紐づいた環境が悪いということで環境を変えると習慣は変わるようです。習慣が実行されていた時にどこで何をしていたかを記録して、どういう環境だったのかを見つけ出す感じですね


簡単に変えれる方法として引越しや旅行があるようで良い習慣も消えてしまうようですがリセットするという意味ではいいかもしれません

他人と一緒に暮らすシェアハウスのようなもや同棲を始めると習慣は崩れやすいとのこと

意思の力で習慣をコントロールすることは出来ないようで状況が同じなら同じような行動をとるみたいです。習慣がうまくいかなかったのは自分のせいではないって事ですね

 

以前にも書きましたが習慣化をすると良くも悪くも感情が失われるらしく嫌な事を習慣化すると何も感じず出きるってことです

逆に楽しいとか好きだと感じているものを習慣化してしまうと喜びが消えてしまうので習慣化をしないようにするか、少し変化を加える必要があるとのこと

「苦痛は習慣、快感は変化」を意識するよういいみたいです

習慣化メリット

習慣を実行している時はストレスがたまりにくく感情のコントロールが上手くいくのが研究により分かっています。習慣化が出来れば集中力を無駄に使わずストレスも減って本当に集中したい所に全力を使えるようになるみたいですね

「集中力」と「習慣」の知識はセットで使うとより効果が出るようです。習慣についてコントロールできているという人は注意が必要で普通は意図があって習慣を作るんですが逆が起こってしまう場合もあるようです

自分がやってる習慣が意図を作る場合があるようで例えばコミュニケーション力を上げる為に飲み会に行くみたいなのはこのタイプのようです。実際は飲み会がなくてもコミュ力は上げれるんですよね


有名なイソップ童話で「すっぱいブドウ」というのがあってキツネがおいしそうなブドウを見つけ食べようとするんですが飛び上がっても届かず、怒りと悔しさで「どうせすっぱくてまずいんだ」と決め付けるという話です

努力した結果、達成できなかったような時に都合よく解釈してしまうというのがあるようです

強い習慣は制御するのは難しい

強い習慣は制御しにくく制御できていなくても出来ていると思い込んでしまうとの事。間食を減らそうと考えた時に間食している習慣が強い人ほど、制御が出来ていないようでその気になればできると思い込んでしまって

今日は食べても「明日からダイエットする」から大丈夫みたいな感じになりやすいようです

 

自分がどういう時にどういう行動をしているかを把握してないと習慣を変えるのは難しくなってしまいます。中には根性があるから意思でなんとかできる!と思っているもいるかもしれません

実際調べた研究では年数回行われるくらいのものであれば意思だけで変えれるみたいですが週1とかのものになると意思だけで制限するのはほぼ無理という結果になったようで根性だけではどうにもならないみたいです

正当化する

人は自分のした選択を正当化してしまうようで実験でAとBの2つの写真を見せてどちらが好みか答えてもらい一旦写真を下げ選んだ方とは逆の写真を渡しどこが良かったのか尋ねるというもの

普通に考えると「好みといったのはこっちじゃない」みたいに否定すると思うんですが多くの人は逆の写真を見て良いところを喋ってしまうようです

自分の選んだ選択が習慣によってコントロールされている可能性があっても間違ってないと思ってしまうみたいですね

物を買う時に自分で選んでるようで実は手がかりに影響を受けているらしく実験で4種類の全く同じストッキングを並べて触ったり履いたりしてもらって一番良いと思う商品を選んでもらうと一番右が4倍選ばれたようです

例えば同じお茶メーカーのペットボトルを小さなテーブルに並べておいて置いて取ってもらうと右側から無くなるのは想像できると思います

理由は簡単で「取りやすい」からですよね。それが他のものでも使われるようで左側にあるものより右側にあるものを取るのが習慣化されていて無意識に取られやすいんだとか

習慣化に必要な日数は約66日

習慣は最初は急な上り坂ですが少し登ると平坦になってるイメージでやっていくと楽になる感じです

可能なら毎日やったほうがいいんですが1~2日サボっても大丈夫ということできついと感じるものは習慣化するまでの日数は当然長くなるので続けるには小さくするのがポイントです

読書をするなら1日1冊とかではなく1日1ページといった感じで余裕でできるものから始めて徐々に増やしていくのがいいと思います

内向的だと思っている事と行動は一致しない


人は自分が内気かどうかすら分かってなくて自己評価と実際の行動には相関性がないようです。自分の得意なところだと外交的になるしアウェーな所にいくと内向的になるので環境によって人は左右されるということでこちらも環境が大事なんですね

人間は自分の嗜好とか考えれば考えるほど予測できなくなって、選択理由を考えて選ぶほど選択に満足できなくなるというのが分かっています。直感的に選んだほうが満足したりするようです

健康の為に少しお酒を減らそうとか思っていた場合、好きな飲み物について考えたグループと何も考えずに飲んでもらったグループでの実験で考えたほうが飲酒量の予測が外れてしまうという結果になるようです

お酒が好きだけど今日は3杯までにしようとか思えば思うほどこじつけの理由が生まれ飲みすぎてしまうようです

習慣は思考にも影響される

習慣的な思考にもコントロールされているようでアジア系の人は数学が得意というイメージが欧米にいくとあるようでそれをアジア系のアメリカ人に強く意識させたグループと

何も伝えなかったグループで数学のテストを受けてもらうとステレオタイプがあったほうが2倍も正答率が高くなったようです

クロスワードパズルのようなもので高齢者をイメージさせる文章作りゲームをすると行動力に差が出て隣の部屋に移動するのに8.3秒(通常時7.3秒)かかるようになったようです

人は情報に左右されやすいって事なので環境を変えるのも意識して習慣を作るようにしてみるといいと思います

習慣は安心感に繋がる


「習慣を制御してるのは意思ではなく無意識」でいろんな事が起こっているというのを理解しとくべきですね。習慣を変えるには意思というか勇気が必要な場合があって習慣的な行動をすると安心感が出るようで

良くない例だとDV男と付き合ってる人は次もまたDV男と付き合うといった感じで習慣的な行動が安心をもたらすのが原因になっているのだとか

習慣的行動によって自由に席が座れる場合、学生は教室が変わっても無意識に同じ席に座るといった行動をとるようです

習慣的行動はそうでない場合と比べ半分程度しか誇りを感じないようなので仕事の場合は変化をつけたほうがいいって事でしょうね

 

気が合う友達なども習慣の力が働いていて人は自分と似ている人に好感を覚えるというのが分かっているんですが、いつも同じ行動をしているから好感を持っているらしく考え方などは違っているようです

研究によると友人同士の考え方は赤の他人とほぼ変わらないみたいで同じような行動を同じ場所でしていれば仲良くなるって事でしょう

以上、習慣を変える時に効果的な方法とはでした
まず習慣的な事に「気づき」そのあと「環境などを変え」悪い習慣を良い習慣にしていくのがよさそうです。どういうものかを知ってうまく使っていきましょう

 

 

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