心理学

【目標作り方】計画が苦手な人にも立てれる目標【三日坊主対策】




目標を立てても達成できない人もいればしっかり達成できてる人もいます。具体的に何が違うのか、達成しやすくする方法はあるのか。今日は目標についていつものようにDaiGoさんの放送を元に書いてみます

長い動画、記事、覚えないといけない事などがある場合DaiGoさんとその弟の彗吾さん制作のアプリ分散学習帳がお勧めです。一度に全部覚えれる人は少ないでしょうし覚えて使えないと意味がないので試してみるといいと思います

 

長期目標は曖昧にしたほうがいい
失敗したものにまた挑戦するのは非効率
調子の悪い時こそ高い目標を立ててしまう
長期と短期の目標で計画倒れを防ぐ
進んでいる感覚を使う

 

目次

目標を曖昧に


目標がうまくいく条件を見極めるのが大切のようです。目標を絞る、目標がうまくいく状況を知る、習慣化する引き金を作るという感じでやっていくと成功率が上がるとの事

以前はしっかりとした目標達成が必要と言われてたようですが近年では目標は曖昧な方がいい説が出ているみたいです

目標がなかなか達成できない人は曖昧に決めたほうが成功率が上がる場合もありそうです。過程を明確にするのはいいみたいなので、どちらが自分に合うか両方使って試してみるのがよさそうです

ほとんどの事でそうですがどんなに有名な研究であっても合わない人はいるんで色々試してみるしかないでしょうね

 

目標は漠然と決めた方がいいという研究では健康診断で出た数値を正確に教えられたグループと体脂肪20%なら17~23%のように上下3%の差も伝えられたグループで、

数週間後どちらがダイエットに対するモチベーションが高かったかを見たら何故か曖昧な数値を伝えられた方がモチベーションが高く体重も減少していたようです

ちなみに市販されている体脂肪計は誤差が上下5%くらいでそれを正確な数値として伝えてくるのでほとんど意味がないようですw

 

曖昧な目標のほうがモチベーションが上がるかもしれないという事ですが自分にあった設定にしやすいという事で失敗した時に落ち込む事が少なくなって長期的な目標の場合、曖昧目標のほうがいいというのが分かったようです

明確な目標の方が行動はしやすいようですが具体的数値を設定してそれが達成できなかった時はやる気が無くなってしまうという感じです

1ヵ月後体重を3kg落とそう!と決めて2kgだと「目標達成できなかった・・」となるわけですが

2ヶ月で1~5kg落とそうと決めて2kgだったら「まあまあ頑張れた」みたいな感じになって気分的に楽ってことで、その結果本当に体重が減りやすくなります。長期的な目標で一定の成果を出し続けるのは難しいので少し設定を変えるという事が大切なようです

 

短期的なものと違って成果が出ているのか報われているのかが分かりにくい為、やる気がなくなっていく人が多いようです。副業などと同じようなもんでしょうねw「もう1ヶ月頑張っていたら結果に繋がっていたのにやめてしまった」というような事が起こるわけです

すぐに結果が返ってこないものに関しては曖昧な目標にしておいたほうがやる気の維持的に良いようで短期は明確重視、長期はモチベーション重視

短距離走は0,1秒を気にしていっきに駆け抜けますが長距離走では0,1秒を考えるより気分のコントールをしたほうが結果が出るみたいな感じです

失敗したものに挑戦は非効率


目標設定や考え方が間違っている事が原因でほとんどの人が失敗するわけです

1回失敗した目標と似たような目標を立ててしまうと高確率でまた失敗するみたいですね。幅を持たせるといいって事ですが具体的にどういう設定したらいいかというと

「小さい目標を立てる」ことです。失敗を防ぐには「大きな目標を立てない」事が大切でそもそも小さな事の積み重ねで大きくなるんで最初から大きい所を目指す必要性はなさそうです

無理に時間をかけて達成する意味も無いので短い間隔で目標を立てて達成したら次を立てるといった感じにするのがいいようです

よくちょっと無理めの目標の方が成功する!みたいなのも見かけるんですが研究では9割くらいの人が失敗するようです

このくらいの差が出てしまったら色々試すにしても最初は無理めの目標は避けていいと思います。理由としては途中でも目標に届かないというのが分かってしまいモチベーションが低下して目標達成する確率が落ちるわけです

一部はそこから頑張って成功するんでしょうが相当難しいと思います

 

目標設定して挫折すると最後には忘れるように出来ているみたいで例えば大失敗をして思い出すたびに心拍数がめちゃくちゃ上がって変な汗をかくみたいなのが毎日起こってたら死にますよねw

忘れるのはいい面も悪い面もあって、良くないのは失敗した物を忘れてまた同じような目標を立ててしまうことです

 

企業の目標設定についての研究で業績が悪い企業ほど大きな目標を立てていて、業績が良い企業は無駄なリスクを取らず現状維持をするのが多かったとの事

正月にいっぱい食べて3kg太ってしまったから「痩せる為にランニングしよう」みたいな感じで調子の悪い時こそ「取り返す為に」難易度の高い目標を設定してしまうようです

その結果失敗して気分が落ち込むわけです。ちなみに痩せる為のランニングはカロリー消費的にもほぼ意味が無いので食事制限で痩せるほうがお勧めです。うまく行かなかったら逆に目標は下げる必要があるようです

目標達成の5つのルール

目標と自分の間に深い関わりがない


これまでの流れから大きな目標より小さなところや自分とあまり関係のない所からやる方が良さそうな感じはしますよね。本業で成果を出して昇進しようというより副業で少しでも稼いでみようという方がやる気的にも難易度的にもいいという事です

自分にとって重要ではない所からやる

ようするに1つに絞って大量の時間とお金をかけて「のるかそるか」の博打をしないでもいいって事です。漢字だと伸るか反るかなんですね

広く浅くやってみて失敗してもいいし成功したらラッキーくらいの感じでいくと上手くいったりするようです

1つ上手くいけばそれを元にリスクが取れたりするので、どこか倒れても大丈夫っていう状況を作るのが大切という事です

具体的過ぎるのはNG

今の会社で絶対に成果を出さないといけない。昇進しないといけないってわけではないですよね。そこで身につけたものを使って別の会社で働くでもいいし起業するでもいいと思います

具体性は使い方や状況によって良くも悪くもなるわけですが長期目標の場合はあまりよくないようで選択肢が狭まってしまいます

複数の目標は立てない

会社で成果を上げたい、英語の勉強をしたいだとどちらも時間を取られるので競合してしまってうまく行かないようです。 正確にいうと複数目標を立ててもいいんですが1つの行動でそれが達成できるようになるかを考えるのが重要のようです

任天堂の「スーパーマリオ、ドンキーコング、ゼルダシリーズ」を作った取締役の宮元さんの言葉で「アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである」というのがあるんですが常に意識しておくべきもので本質を突いていると思います

マリオのジャンプは敵を避けブロックを壊し敵をも倒す、実は奥が深かったのかもしれませんw

目指す所をお金にしない

お金を目標にすると欲が出るので大きな目標を立てがちで達成できなかった時にやってきたことが無駄に思えてくるようです

ブログで挫折する人が多いのはそれが原因なのかもしれませんね。月5万稼ぐ!10万稼ぐ!というのはかなり失敗しやすいという事です

どうすればいいかというと記事数だったりPVで見たりで確実に成果が見えるもののほうがモチベーション維持的にも楽だと思います。その結果お金もついてくるというのが理想です

目標の再設定

1度失敗したものは無意識にストレスを感じてしまうらしく失敗に繋がりやすくなるようです。1年の目標で失敗したなら2ヶ月や1ヶ月で比較的楽にできるようなものに少し変えて抵抗を減らすのが必要です

もしそれが達成できたら次の目標にしていけば結果大きな目標と同じものになるってことです

計画倒れ


ダイエットしてたけどケーキを食べてしまったから今日は他のものも食べてもいいか!とか1万円札を崩してしまったら一気に無くなってしまったみたいなのはよくありますよね。「どうにでもなれ効果」というのがあるらしく、諦めるとずるずるいってしまうようです

対策は2つの目標

目標でも同じで1回ダメになったら終わりってなってしまうんですが、それを防ぐには曖昧な長期の目標と具体性のある短期の達成しやすい目標を持っておくとよいみたいです。ゆるめの長期目標でミスったとしても立て直せるといった感じです

止める目標よりやる目標

たばこを止めたいとかなら「明日から吸わない!」というより明日から「吸わない日を増やす」という感じのほうがうまくいくようで、考え方を少し変えて何かを「やる」ことを意識しておくのが大切です

失敗から立ち直った数をかぞえる

毎日運動しようと決めて25日やったとして出来なかった時の次の日は出来たから5ポイントみたいな感じでやると失敗したら終わりではなくて

少しずつでも「立ち直りポイントを増やしていこう!」といった感じで続けれるようになるようです

瞑想も同じで気が逸れて色々な考えが浮かんでくるんですが、それを戻す事によってより脳が鍛えられるんで失敗しても問題ないというイメージです

前進の原理

前に進んでいる感覚がモチベーションに大きく関わっているようです。どのように進んでいる感覚をもつのか、管理をすればいいのかが全て書いてある本があってDaiGoさんが「すげーいい本」を連呼してました

職場におけるモチベーションの研究をしている教授が書いていて「嘘でもいいから前へ進んでいる感覚」を作るのが大切というのを教えてくれています。記録をつけるのはそういう意味でも効果があるんですよね

 

スタンプカードの有名な実験で1つは10個のスタンプの欄があってスタンプを押してないカードを渡したグループ

2つめは12個のスタンプ欄があって2個押してあるグループでは既に2個スタンプが押してあるグループのほうがスタンプを集めるのが早かったようです

実際は全く同じ労力で実際は進んでいなくても進んでいると「見せかける」だけで効果が出てしまうんですよね

 

別の研究でアマビール教授が700人近い管理職を調査した結果、従業員は褒めて、お金さえ払っていればモチベーションが上がるだろうと答えたようです

これは間違いでなんと95%も誤解をしていたということです。マネジメントは従業員などの成長を手助けする事です。モチベーションを維持するのに必要なものは何なのか。仕事から学業まで幅広く使えると思います
DaiGoさんが「すげーいい本」と連呼していたアマビール教授の本

小さな事は大した事ないと思い勝ちですがそのうちの28%もがあとあと大きなモチベーションになるというのが分かっています。効いてないように見えるボディブローが1番の勝因になるわけです

馬鹿にせず小さな達成感を得れるように目標の設定をしたほうがよさそうな気がしますね

 

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